地震 4日目の朝です。
これからの、 この小さな町の苦難を思わせるような 冷たい雨の朝です。
初代ゴンとカアチャンが、この地に移り住んだ時 大工さんが・・・
(地元の文化祭に出すのに 地元の書家に依頼して書いて貰った書を、衝立にしたのだけど引き取り手が無い・・・)
と 頼まれて手元に来た衝立です。
「島崎藤村 が好きだった」
この 書き出しのように、 此処は、 (
川と道と、其処にへばり付くように僅かな民家)が有るだけです。
「木曽路はすべて山の中である・・・」御嶽山噴火から やっと立ち直れるかと思った矢先のこの先が見えない地震です。
心が痛む朝です。